令和６年度事業計画Business plan

基本方針

我々建設業界では慢性的な人材不足に加えて働き方改革に関連した罰則付きの時間外労働の上限規制が４月１日から開始されるなど、対応すべき課題が山積しており、今後ますます人材の確保、育成が経営の重要課題となって行くと思われます。

この問題に対して当組合では小学高学年向けの職業体験事業「高岡ゆめパーク　 キッズ編」への出展や、「宮崎市キャリア教育協力企業」登録による、宮崎市教育委員会主催の中学生向け「職業体験授業」への出展、青年部による工業高校生徒との「学生交流事業」など現役の電気工事士の仕事や体験談を通じて将来を担う子供たちに対して電気工事業界を知り、興味を持ってもらう活動を行っていますが、今年度は宮崎工業高校のデュアル・インターンシップ制度への協力を通してさらに高校生の組合員企業への入職につながる活動へ力を入れて参る予定です。

また、フルハーネス安全帯使用特別教育や石綿取扱作業従事者特別教育など組合員の要望に沿った研修会や講習会を実施すると共に、引き続き組合運営のＩＴ・ＤＸ化の推進並びに業務効率化による経費削減に取り組んで参ります。

九電グループに対しては「組合員へのお客様番号など個人情報の開示」、「九電グループの直通電話の開示」、「送電までにかかる標準工期の短縮」などについて県工業組合が実施する意見交換会を通じて粘り強く求めて参ります。

前年度には小学５・６年生を対象とした職業体験事業に初めて出展するなど、幼少期に向けた体験型イベントへの積極的な参加により業界を知って・触れて・興味を持ってもらうことが電気工事業界の将来を見据えた重要な取り組みと認識しておりますので、令和５年度も引き続き推進するとともに、組合員にメリットのある研修会や講習会、資格取得に向けた技能講習会についても実施してまいります。

そのほか令和５年度は「第５３回　技能競技宮崎県大会」が開催されます。今年度の大会から全国大会への出場が各県１名ずつの参加となったことで、初出場の期待が高まっております。今大会こそは全国大会出場の切符を手にすべく組合一丸となって支援して参ります。

最後に今後も組合員の皆様のご意見をいただきながら、意義ある組合運営に努めて参りますが、令和６年度の事業を進めるにあたり組合員各位の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

沿革｜表彰History｜commendation

沿革

従来、宮崎県電気工事業協同組合宮崎支部として活動してきたものを、昭和４５年１２月中小企業等協同組合法の規定により、法人組合として宮崎地区電気工事業協同組合を設立し、地区は、宮崎市、宮崎郡田野町、同郡清武町および東諸県郡ならびに西諸県郡野尻町大字紙屋の区域として事業の推進を図ることになった。
昭和４６年５月には、事務所を宮崎市橘通西４丁目２番１１号に移転した。
昭和４７年８月電九協宮崎県電設協同組合と対等合併し、事業所名を現在の宮崎地区電気工事業協同組合とし、組織の拡大を図った。
経済成長と同時に組織の拡大・並びに事業拡充を図るため、昭和５１年７月宮崎市下原町２５６番地の現建物を購入し、事務所を移転した。
平成１７年５月宮崎県電設協同組合、宮崎市電工事業協同組合との合併により、現在の組織となった。

宮崎地区電気工事業協同組合事務局
〒880-0843 宮崎県宮崎市下原町256番地
TEL:0985-24-7121(代) FAX:0985-24-2298

表彰

• 昭和５０年４月～昭和５３年３月

• 宮崎県中小企業労務改善集団に指定。

• 昭和５６年４月～昭和５８年３月

• 宮崎県知事の推薦により、建設雇用改善モデル団体として、労働省職業安定局長より指定。

• 平成４年１１月１２日

• 明治記念館（東京都）にて開催された全国中小企業労働問題指導者シンポジウムにおいて、中小企業労務改善優良団体等労働大臣表彰受賞。

• 平成１４年１０月１７日

• さいたま市さいたまスーパーアリーナにて開催の、第５４回中小企業団体全国大会において優良組合として表彰。

• 平成２９年１１月１３日

• 沖縄県沖縄コンベンションセンターにて開催の第３２回電気工事業全国大会『優良事業工組表彰』にて『宮崎市防災拠点発電機保守点検』事業が銀賞を受賞。

• 令和２年１０月６日

• 宮崎県庁にて多年にわたる献血運動に対し『日本赤十字社有功章』を受賞。

歴代理事長

現勢

出資金　　　４，７８０，０００円
組合員数　　１２１名

組織図Organization chart

令和６年度 組合員名簿roster

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